平成303月定例議会 会派代表質問

  青藍会 会長  森本 富夫

 

 議席番号13番、森本でございます。

議長のお許しを得まして、会派青藍会を代表し、通告に基づき市長の平成30年度施政方針、教育長の平成30年度篠山の教育を中心に、市長・教育長にご質問とご提言を申し上げ、取組みに対するお考えをお伺い致します。

 

まず質問事項1 「市名変更問題の早期解決を」であります。

今、篠山市の抱える一番の問題は市名変更問題であります。昨年の2月、篠山市商工会・丹波篠山観光協会・丹波ささやま農業協同組合から、篠山市の市名を「丹波篠山市」に変更を求める要望書が提出されて1年が経過しました。

 その間、多くの団体からも同様の要望書が提出されると共に、8,000名を超える署名も提出されました。

 篠山市議会へも要望書が出されており、議会としても検討する必要があるとし、全議員での政策討論会での議論や、議会報告会等にて市民の皆様の意見を聞くと共に、市名変更並びに地域ブランド振興調査特別委員会を立ち上げ、3つの小委員会に分かれそれぞれの課題にもとづき、真摯に積極的に調査を行なっております。3月末には中間報告、そして出来るだけ早い段階にて、最終報告をまとめる決意であります。

・第1小委員会…市名変更に関する行政及び市民の費用負担調査

・第2小委員会…商標登録や原産地表示、地域団体登録商標制度の

現状調査及び「丹波篠山」使用に関する影響調査

・第3小委員会…「丹波」や「丹波篠山」の使用状況の変化に関して、報道機関や出版社への聞き取りなどによる第三者の「丹波篠山」に関する認識調査

により、市名変更並びに地域ブランドの振興の論点を整理し、将来の篠山市民のための最善の方策について、勇気を持って最終報告に挑みたいと思っております。

 施政方針の当面する重要課題の(1)として、篠山市の市名変更が上げられており、「この1年の間に市名変更について、市民の間でもさまざまな議論がなされている。今後も市民の皆さんから意見を聞きながら慎重に検討していく。市民の皆さんに判断材料を提供するため、市職員プロジェクトにより、市名変更が、今後の篠山市や市民にどのような波及効果をもたらすのかを調査しており、その結果を踏まえて、議論を重ね、解決に向けて努力を尽くします」と述べられています。

 市職員プロジェクトの調査は、どの程度進捗しているのか。最終調査結果報告の予定はいつ頃か、また市民への説明と議論はどのような形で重ねられるのか、現在の状況、そして今後の予定についてお伺い致します。

 昨年2月に要望書が出されてから、この1年間、市民の間でも様々な議論がなされており、非常に高い関心が示されています。しかしながら、議論が余りに長引くことで、市民を二分すると共に、反動にて市政に関して無関心になられることを危惧しており、早期解決が必要と考えます。

市名変更問題の早期解決が、酒井市政3期目最後の1年の最重要課題であると再度提起し、解決に向けての努力を、市長にお伺い致します。

 

  

続きまして質問事項2

ふるさと篠山に住もう帰ろう運動の徹底を」であります。

 急速な人口減少と少子化・高齢化が進む地方において、若者・子育て世帯を応援し、定住していただくことは、地域の活力維持に大きな役割をはたします。全国を見てみると、中山間地や離島のまちが、都市部からの定住者の呼び込みに成功している事例が多くあります。篠山市においても、「ふるさと篠山に住もう帰ろう運動」として定住促進に積極的に取り組んでいる事を、評価するものであります。

 住宅取得や空き家活用、そして子育て支援等多くの制度を考案し、受け入れ準備は十分に整っていると考えます。しかしながら3月定例議会補正予算を見てみると、多くの項目で大幅に減額されているのに驚くばかりであります。

 利用がないのは転入者がないからなのか、空き家の活用がないからなのか、そして篠山の人気がないからなのか、

ふるさと篠山に住もう帰ろう運動予算の大幅な未執行に関し、市長の思いをお伺いします。

 政策部創造都市課、篠山に住もう帰ろう室が作成した「丹波篠山定住促進ガイドブック」には、篠山の紹介から支援の内容や保育・教育施設など細かく明記されており、移住希望者には、やさしくあたたかい良く出来たガイドブックであります。

 しかし、このガイドブックが十分に活用されているのでしょうか。市内の不動産業者の方や建築業者の方への協力依頼は、徹底して出来ているのでしょうか。

 市役所本庁や各支所での、住民票転入窓口担当者への説明依頼は徹底されているのでしょうか。またこのガイドブックを持ち、都市部にてのPR活動は実行予定されているのでしょうか。

 会派視察で訪れた移住受け入れの先進地の全ては、危機感を持ち、行政一丸となり、更に民間やNPOと連携しながらの積極的な攻めが、結果としての移住者増となっていると考えます。

 平成30年度より、「わが家わが村のふるさと篠山に住もう帰ろう運動」をスタートさせ、より身近できめ細やかに、家庭や自治会などで定住促進を考えていくとあります。

私達議員も、自分の家庭や自分の自治会から、定住促進を積み上げていくべきと考えますが、大切なことは、重要な行政課題である定住促進の旗振り役が先頭で走ること、それに遅れず各部署が連携しながら、転入者又転入希望者に対して最大限の配慮を払うことです。

危機感や必死の取り組みが見えてこそ、自治体単位での取り組みが動き出すと考え、市長のお考えをお伺い致します。

 

続きまして質問事項3

「JR篠山口駅 周辺整備を」に移ります。

丹波篠山の玄関口はどこでしょうか。高速道のインターもありますが、やはりJR篠山口駅であると考えます。

平成30年度、観光客を迎え入れるための拠点施設「丹波篠山観光ステーション」を整備するとあります。それに合わせて、東西出口に向かう自由通路を利用し観光、イベントや食の情報などをデジタルサイネージで提供するようになり、更に駅レンタカー事業も始まろうとしています。篠山口駅が生まれ変わろうとしており、多くの観光客の皆様がお越しいただくのをお待ちしております。

しかしながら今回の整備も含め、更に地道な整備に取り組む必要があると考えます。

1点目、東側ホームのエレベータホール外壁の塗装がはく離をしており景観を大きく害しており、日に日に、はく離が進んでいるように感じます。JRの管理範囲かもしれませんが、市としても対応が必要と考えます。

2点目、豊かな自然を肌で感じていただき、公共交通が少ない篠山各地を、ゆっくり自由に楽しんでもらうレンタサイクルは、篠山観光に有効であり、これからの季節多いに楽しんでもらいたいものです。  

しかしながら、レンタサイクルの受付は何処でしょうか、レンタサイクルは何処に収納されているのでしょうか、

全く見えない状況に覆い隠している植栽木を切り払い、明るくさわやかなレンタサイクル貸し出し場所にすべしと考えます。

また、レンタサイクル事業を開始して9年が経過し、自転車の老朽化への対応が必要です。何度か確認していますが、自転車の各所にサビが進み、劣化によるサドルの亀裂も進んでおり、明らかに更新時期を向かえています。

施政方針でも、「サイクリングで篠山を訪れる方が増えており、観光施設などにサイクリングスタンドの設置や、サイクリングツアーを開催する。」とあります。

目指せ、世界7大サイクルロードの「しまなみ海道」、サイクリングの新たな取り組みを始める篠山市の貸し出すレンタサイクルが、老朽化し安全面に不安のある自転車では情けないと考え、更新すべきと提案致します。

3点目、駅西・駅東と公衆トイレが設置をされており、現在の篠山口駅に整備をされて以後、駅利用者を中心に多くが利用されて来ました。しかし今、利用者の反応は、臭い、暗い、時として汚い、そして和式の便器であるため、特に若い女性にとっては利用に耐えがたく、JR改札内のトイレを利用されるとのことです。施政方針では老朽化により機器の取り替えが必要な場合には、便器の洋式化を図り、誰もが使いやすい公衆トイレとなるよう整備しますとあります。

日本全国からの観光客、そして外国人観光客にも対応する「丹波篠山観光ステーション」を整備する今、篠山市の玄関口にある公衆トイレを美しく快適に整備し、多くの観光客をおもてなしする第一歩とするべきと考えます。

以上、市長のお考えをお伺い致します。 

 

続きまして質問事項4

不登校児童生徒を救え」に移ります。

3月に入り梅の開花を目にする季節、各学校の卒業式を迎えます。既に3月9日には市内中学校の卒業式も執り行われ、生徒達と同様に出席させていただいた私達議員も胸膨らませ、生徒たちの大きな飛躍を願うものであります。

卒業式に合わせ、私にはもう1つ願いがあります。卒業生全員が出席し、卒業生全員での卒業式でありますように。

 議員として卒業式に出るようになってからのほぼ毎年、1人・2人の卒業生が欠けています。小学校児童でも欠けていたときがありました。

不登校としての長期欠席、そして卒業式の日にも登校できない生徒。登校できても、他の生徒が帰宅後に校長室にて卒業証書の授与を受ける生徒の存在が現実にあります。

 その児童生徒の気持ちを考えるとき、どうしようもない悲しみに包まれます。幼くして社会参画の道を閉ざさなければならなかった苦しみや悲しみ、未来が見えない不安や絶望、そして周りからの重圧、 

また親御さんにとっても大きな大きな不安となり、家庭そのものが暗い闇に包まれることを心配致します。

 平成30年度篠山の教育を見てみると、施策の基本方針4「子供の学びを支える環境づくりの推進」のその4、教職員の資質能力の向上の(5)、篠山市教育支援センターの充実の◆∋童生徒支援及び青少年健全育成の推進の中に、適応指導教室「ゆめハウス」と学校に児童生徒支援指導員を配置し、不登校児童生徒への再登校や、将来の社会参画を見据えた指導・支援を行います。と短く述べられています。

 篠山市における不登校児童生徒の現状はどのような状況なのか、教育委員会・支援指導員・学校にて指導・支援は、的確に行われているのか、不登校となる要因に、家庭的や経済的な問題がある場合の行政当局との連携は取れているのか、

また、それを受けての毎年の教育委員会の点検評価では、どのように点検評価されているのかを、教育長にお伺い致します。

 

不登校の児童生徒であっても、義務教育の年数が過ぎれば卒業となり、社会へと送り出されます。社会参画の機会が出来ない多くの不登校児童生徒は、負の連鎖により社会的引きこもりとならざるを得ないのではないでしょうか。

 重く貴重な児童生徒の人生、その基礎を育むべくして預かる教育委員会・学校・行政そして私達議会は、不登校児童生徒そしてその家庭を救うべきであり、最善の努力と連携が求められると考えます。

不登校児童生徒ゼロを目指し、日本一の指導・支援を目指しての取り組みを期待し、再度、教育長のお考えをお伺い致します。

 

 以上、会派青藍会を代表し、この場での一般質問と致します。