平成283月定例議会 会派代表質問

             青藍会 会長 森

 

 

議席番号16番、森本でございます。

議長のお許しを得まして、会派青藍会を代表し、市長の平成28年度施政方針を中心に、市長にご提言申し上げ、お取り組みに対するお考えをお伺い致します。

 

 

 質問事項の1問目は、「地方都市のリーダーとなるには」であります。

 市長は、平成28年度施政方針の冒頭「地方都市のリーダーとなる」と高らかに宣言し、篠山市を「21世紀の持続可能な都市発展のモデル」となるよう取り組む、とあります。

 正に大胆な宣言であり、市長が打ち出されるスローガンには、いつも驚かされるものであり、私たちも地方都市議会のリーダーになりたいものです。

 確かに「日本遺産」に認定され、さらに「ユネスコ創造都市ネットワーク」への加盟も認められた篠山市は今、大きな誇りを持ち、飛躍発展の機会を得られたと考えます。

 市民の方から、日本遺産は何が評価されたのですか、と問われます。私はデカンショ節ではなく、デカンショ節に唄われている、篠山を守ってきた農を中心とした営み、歴史・文化が評価されたもので、言い換えれば、私たち1人1人が評価されたと説明し、誇りにしてほしいとお願いしております。

 しかしながら、先日の日本遺産フォーラムにおいて、他都市からも出ていたように、篠山市においてもお城を中心とした城下町地区、及び関係者以外の市民の認知度はあまり高くなく、市民上げて盛り上げていく状況には、なっていないと感じます。

 市民自らが積極的に取り組める「日本遺産」「創造農村」のまちづくりへの施策が必要であり、市民の皆様に肌で感じていただけることが必要と考えますが、市長はどのようにお考えなのかをお伺い致します。

 そして持続可能な都市発展とは、まさに地方創生にかかっています。まだ最終的にはお示しいただいておりませんが、篠山市創生総合戦略の具体的な積極的な実施によってこそ実現できるものと考えております。平成28年度施策・予算において、篠山市創生総合戦略(案)をどのように施策に反映させ、また予算付けを行われたのかをお伺い致します。

 市長が述べられているように、大切なのはこれからであり、今を逃しては篠山市の活性化はありえません。地方都市のリーダーを目指す市長として、市政の責任者として「これから」とはいつまでなのか、到達点はどのような篠山市の実現なのかを、市長にお伺い致します。

 

  

続きまして質問事項2

「環境創造型農業・農村の推進について」であります。

 篠山市政において初めての取り組み、環境創造型農業・農村作りの推進が示され、平成28年度を推進元年と位置づけられました。有機栽培と低農薬そしてコスト低減に長年取り組み、お米に関して兵庫安心ブランドを取得し、安心・安全の美味しいお米作りに取り組んできた私にとりまして、非常に喜ばしく頼もしく思うところであります。

 本年2月に私たち会派青藍会にて、以前から関心がありました豊岡市に出向き、先進地事例「コウノトリ育む農法」について学んでまいりました。

 平成11年にコウノトリの郷公園開園後、平成14年には生産総合推進事業で減農薬・無化学肥料栽培試験を開始して以後、豊岡市・JAたじま・県豊岡農業改良普及センターが、常に連携し一体となって取り組んできたこと。また近年は、農機具メーカーが無農薬栽培技術向上を目指して業務提携されておられます。

 農家への助成金では、国の制度も積極的に活用しながら市独自制度を設けるなど、大きく農家の後押しをされています。

 また、お米の販売に関しては、JAの買い取り価格が高く、当然精米した特別栽培米「コウノトリ育むお米」も高額であるのにも関わらず、大手百貨店やスーパーそして通販会社との取引が拡大しているとのことでありました。

 また、昨年のミラノ万博でも大きな評価を得て、海外輸出の可能性が大きく広がったとのことです。

 自ら販売促進活動の先頭に立たれる市長、並びに担当部署の積極的取り組みに感動したところであります。

 それらをふまえ、事業実施にあたり次の事項について、市長のお考えをお伺い致します。

 

|闇伴鳥灰屮薀鵐匹痢更なる向上を目指すとありますが、もっと具体的な目的(農業所得を増やす等)を、明確に打ち出す必要があります。

それと共に、水田における「生き物を増やす」ことの大切さ・有益さを、農業者と市民に広く理解してもらうことが必要であると考えます。

そうでなければ、農薬や化学肥料を多用する慣行になれ、労力削減に努めてきた農家は動かないのではないでしょうか。

 

農薬や化学肥料の使用量の削減について、丹波ささやま農協や、丹波農業改良普及センターの同意は得られているのか、   

現行の栽培暦は、万人に向け作り上げられたもので、市独自での変更は難しく、目的意識を共有し連携していく必要があります。特に浸透性・残効性・神経毒性のネオニコチノイド系の農薬の排除に向けての、共通認識が必要であると考えます。

 

H力確保と拡大を含め、長期的な取り組みと取り組み農家への助成金制度の新設等、財政的な裏づけも必要であります。

不変的な覚悟と政策的誘導が必要と考えますがいかがでしょうか。

 TPPによる農産物流通の自由化、転作への取り組み自由化により、篠山産米の流通はさらに厳しさを増し、篠山農業の危機を向かえると心配致します。篠山産米を守る、篠山の農業を守る、大きな取り組みとなることを期待致します。

  

 

続きまして質問事項3

「企業誘致、農工団地の活用について」であります。

  平成28年度も酒井市長が、企業誘致に向けてのトップセールスに努めていただくとあり、市長の行動力に対し敬意を表し、成果が出ることを期待致します。

 「日本遺産のまち」の認定、「ユネスコ創造都市ネットワーク」の加盟承認を受けたことにより、企業にとって篠山のイメージは、どのようによくなったと思われておられるかをお伺い致します。

 また、それを生かすトップセールスマンとして、訪問件数・成約件数の目標数字を、どの程度に掲げられるかをお伺い致します。

 農工団地への企業誘致でありますが、中央地区での地下水源の確保や企業の現地見学会、また理想的な企業立地「農都の森」構想が出されてから年数が経過しておりますが、問い合わせ等、成果に結びつく可能性はあるものかをお伺い致します。

 今回、犬飼・初田地区の農工団地地区における条件整備を進めるとありますが、犬飼・初田地区に企業誘致の可能性があるとのお考えかをお伺い致します。

 農工団地へのアクセス道路として、市道大沢栗栖野線が、多額の費用と年月をかけ、篠山口東交差点まで供用開始の目途がつきました。道路費用以外にも、多額の費用をかけて下水道の本管も敷設してきました。

 その様な犬飼・初田地区の農工団地であり、JR篠山口駅また南矢代駅に隣接するこの有望な地区を、積極的に活用すべきではないでしょうか。企業誘致の目途がないのなら、商業施設また住宅用地への活用を提案し、市長のお考えをお伺い致します。

 またアクセス道路、市道大沢栗栖野線を当初計画のとおり、西紀丹南線の杉地区まで延長すべきと考えます。農工団地への利便性が一気に高まると共に、篠山口駅東側道路の朝夕の渋滞の解消がはかれます。

根本的解決は、市道大沢栗栖野線への車の誘導しかなく、それにより篠山口駅東側の整備にも弾みがつくと思われます。財政的には、大きな負担となると思われますが、都市計画道路としての位置付けは残っており、将来的な計画として市長のお考えをお伺い致します。