議員番号1番、森本富夫でございます。

議長のお許しを得まして、通告に基づき市長にお伺いすると共に、ご提案を申し上げます。

 

 

 

まず1点目、「市営住宅施策について」であります。

平成114月、「負担は軽く、サービスは高く」とのスローガンのもと、国の強力な後押しのもと、平成の合併自治体第1号として、新市篠山市が誕生いたしました。そして、新市将来目標人口を6万人とする第1次篠山市総合計画を上位計画とし、新市の総合的な住宅施策として、

 1)住宅施策の理念と目標

 2)住宅施策を展開するにあたっての基本的な方針

 3)今後推進すべき主要な住宅施策

の、3点を明らかにすることを目的とし、平成13年度から平成22年度までの10年間とした、篠山市住宅マスタープランが策定されました。

平成126月末の篠山市の人口47,141人を、平成22年における将来目標人口を6万人とし、合併効果を追い風に、まさに積極的な人口増、そして良質な住宅増を目指したものであります。

 住宅マスタープランには、篠山市における住宅やまちづくりに関する特性や問題点として、

    良質な持ち家住宅ストックと賃貸住宅における居住水準の低さ

    豊かな自然的・歴史的・文化的資源と、開発の進行によるまちなみの混在化

    少子・高齢化の進行

    生活環境の変化によるコミュニケーションの不足

    地域間格差の増大

    賃貸住宅への多様な需要

を挙げ、その課題解決に向け、積極的な取り組みが行なわれて来たと思っております。

しかしながら、合併後の計画策定時と一転した、少子高齢化による人口減少、及び本市の財政事情等、大きな社会情勢の変化に伴い、計画通りには進められなくなってしまいました。

見通しが必要と言われながらも、10年間の計画期間を、本年度で終わろうとしている「篠山市住宅マスタープラン」による課題解決に向けての、10年間の成果と反省について、まずお伺い致します。

次いで、酒井市長の本年度市政執行方針において「篠山市住宅マスタープラン」の改定を視野に入れ、検討を進めるとあるが、10年間の成果と反省、また、第2次総合計画を生かしながらどのような方向性を目指すのか、そして、新年度からの施策として取り組めるのか、改定の進捗状況をお伺い致します。

次に、住宅マスタープランにある、用途廃止や建替えと判定された団地についてでありますが、用途廃止の4団地は、新団地への移転が終了しておりますが、建替えと判定の6団地については、政策的空き家を進めている状況であります。構造別耐用年限が経過した市営住宅は、耐震的に大きな不安があると共に、撤去を前提としているため、いくつかの団地では下水道も未接続であります。このような市営住宅をいつまでも放置することは、安全面や衛生面、また市有地の有効活用においても問題があると考えます。             

政策的空き家を進めている、との報告を受けておりますが、建替えのため、移転を進めている各団地の現在の状況と今後の方策、そして1番の問題点である家賃に関する更なる奨励策が取れないものか、をお伺い致します。

次に、西紀北地区にある市営住宅「しゃくなげ団地7戸」「かすが団地5戸」「こしお団地18戸」についてであります。この3団地の計30戸は、旧西紀町時代に西紀北地区の地域活性化と、西紀北小学校存続に向けた少子化対策として、計画整備されたものであり、子供の声が響き、若人世代が集うと共に、地域への定着の足がかりとなる団地であります。

しかしながら、特定公共賃貸住宅のため、所得を基準としたもとの家賃設定が高いうえに、毎年度3,5%の傾斜家賃となっております。地域を好きになっていただき、地域に溶け込み、地域の小学校や中学校での養育のために、長期間居住いただいている入居者・保護者の皆様には、篠山口駅周辺の同規模賃貸物件より、更に大きな負担となっております。特定公共賃貸住宅制度上の決まりごともあると思いますが、入居者及び人口・子供を増やす地域運動を進められている西紀北地域からも、改善の強い要望が出ており、ふるさと1番会議において、酒井市長も、現状の理解と検討を確約されました。入居者や地域は、大きな期待を持って待っています。具体的な改善策の立案状況と、早期実行についてをお伺い致します。

 

 

 

 

 

 

2点目の質問「味覚祭り時の交通対策について」に入ります。

 この秋の篠山市への観光客は、過去最高であったと言われています。1011月の篠山のまちは、大いに賑わい、駐車場では、平日でも大型バスが並び、本通りの人並みは途切れることがありませんでした。市長が常におっしゃる世界の篠山、日本一の篠山、「篠山の時代」が来たのかもしれません。特に、味祭りの、2日目、3日目、10月10日(日)11日(祭)の人出には驚かされ、篠山のもつ魅力を再認識致しました。

しかし、大阪市内に住む、私の友人が、味祭り当日、篠山へ向かったところ、高速道の三田西インターを過ぎた頃から、低速走行となり、篠山市に入った付近から渋滞が始まり、篠山口インターを下りるのに2時間以上、そしてインターを出て、市内会場付近までに1時間近く掛かったそうです。いくつかの駐車場が満車であり、やっとの思いで会場にたどり着いたのが、午後1時過ぎだったそうです。

帰りの渋滞を心配し、あたふたと会場を後にし、帰路に着いたら、高速道に乗るまでに1時間以上の渋滞、そして中国道宝塚トンネルで10匐瓩、2時間以上の渋滞であったそうです。子供連れの家族サービスのつもりで であったが、散々な1日となったそうです。

このような状況で、再度篠山へとの出かける意欲が湧くでしょうか。

山並みなどの景観が美しく、「日本の原風景」「安らぎを与え、素朴な、そして品格のあるまち」篠山の時代を本物にし、「環境先進都市・篠山」を築いていくならば、埋もれるほどの車と、渋滞により多量に撒き散らされる二酸化炭素による交流人口の増加ではなく、エコ・環境に配慮した本物の交流人口の増加を、目指すべきではないでしょうか。

高速道無料化の影響も多いにあると思いますが、車両を減らすこと、そして渋滞を減らすことに真剣に取り組まない限り、篠山市の秋の観光の発展はありません。

そのためには、公共交通機関JRと連携し、専用電車等の運行や、電車利用者へのお得の付与、そして篠山口駅と、会場を結ぶピストンバスの運行等をすべきです。また、丹南篠山口インターからの車両に対しては、国176号線を利用する西紀周りの北路線への誘導も、有効ではないでしょうか、そして市内各地にメイン会場を分散し、城周辺や河原町周辺に集まりすぎる観光客を、分散する仕掛けを考える等、来年度、また今後に向けた検討に取り組むべきと考えますが、市長はいかにお考えか、今後の対応策をお伺い致します。

 

 

 

 

 

3点目の質問、今期酒井市長に対する最後の質問「酒井市政、今期4年間の成果と、今後の課題について」に入ります。

 市民の目線で「篠山市政を一新・改革します」と訴え、私達のふるさと、篠山の再生を市民に約束し、市長にご就任頂いて、早4年が過ぎようとしております。

 平成の合併1号として、華々しくスタートした新市篠山市の合併バブル時とは一変後の、酒井市長による4年間は、まさに篠山市の再生や、今後の方向性、また真にあるべき姿を決定づけた4年間であったと考えます。

自ら報酬をカットし、クリーンで行動的、元気で明るく、また市民・職員・議会との、情報共有に努められた酒井市長の、4年間の頑張りに心からの敬意を表します。

 酒井市長自ら、この4年間を振り返り、成果をどのように評価され、残された課題は何であるとお考えでしょうか。また、残された課題に対しては、再度市長に就任され、どのように取り組まれるお考えなのかをお伺いし、この場所での質問を終わります。