第71回定例会  平成22年3月25日 委員長報告NO6 

議案第14号 篠山市農業共済条例の一部を改正する条例

14番森本でございます。ただいま議題となりました、

「議案第14号 篠山市農業共済条例の一部を改正する条例」

についての、生活経済常任委員会の主な審査内容を、ご報告申し上げます。本議案は、去る2月23日の本会議において、当委員会に付託されたものであります。

今回の改正の趣旨と内容は、商法の保険契約に関する規定を改めるなどした保険法が、平成22年4月1日から施行されるにあたり農業共済条例の改正が必要となることと併せ、麦共済及び大豆共済の細目書等提出期日及び掛金納期限等の見直しを行うものである。

担当部署からの説明後、質疑に入り、委員からの

・保険法の改訂により、契約締結時の告知に関する規定が強化されたとのことであるが、具体的にはどのようなことか。

との質疑に対し、当局からは

・主な告知内容は、加入面積や地番、共済金額等であり、丹波黒大豆であれば、実取と枝豆の圃場での区分等が必要であるが、区分を書面に記載するかどうかについては、連合会と協議中である。

との回答があり、委員からの

・被害が想定される方には、全て入っていただかないと、後でトラブルになることも想定されるので、十分な周知が必要であると考えるが、どのような方法で周知を図っていくのか。

との質疑に対し、当局からは

・4月に開催する農会長会と共に、市広報紙等により周知徹底していきたい。

との回答があり、委員からの

・加入時の説明責任について、農会長が封筒で渡すだけで、書類での説明や確認等が十分できるのか。

との質疑に対し、当局からは

・共済加入は、その地域(圃場)での通常の肥培管理がなされていることを前提としているので、今回の改正により、それぞれの共済事業で特に対応を変更することはない。との回答がありました。

以上。

質疑終了後、討論・採決を行いました結果、議案第14号は、賛成全員にて原案のとおり可決することと決定いたしました。議員各位におかれましては、生活経済常任委員会の決定どおり、ご賛同賜りますようお願い申し上げ、審査の報告と致します。

 

 

 

--------------------------------------------------------------------

第71回定例会 平成22年3月25日 委員長報告NO7  

議案第16号 篠山市王地山公園ささやま荘運営基金条例を廃止する条例

14番森本でございます。ただいま議題となりました、

「議案第16号 篠山市王地山公園ささやま荘運営基金条例を廃止する条例」

についての、生活経済常任委員会の主な審査内容を、ご報告申し上げます。本議案は、去る2月23日の本会議において、当委員会に付託されたものであります。

本条例制定の趣旨は、現在ささやま荘は、「観光事業施設特別会計」にて賃料の収入、市債の償還、維持修繕費などの支出の処理をおこなっており、また、「大正ロマン館」及び「市営駐車場」は一般会計で会計処理を行っている。

しかし今回、3施設の会計処理を一体化し「篠山市観光まちづくり基金」において、篠山市の活力ある観光地づくりを推進するため、「篠山市王地山公園ささやま荘運営基金」を廃止するものであります。

 担当部署からの説明後質疑に入りましたが、委員からの質疑はなく、討論・採決を行いました結果、議案第14号は、賛成全員にて原案のとおり可決することと決定いたしました。議員各位におかれましては、生活経済常任委員会の決定どおり、ご賛同賜りますようお願い申し上げ、審査の報告と致します。

 

-----------------------------------------------------------------

第71回定例会 平成22年3月25日 委員長報告NO8 

議案第37号 平成22年度篠山市農業共済事業事務費賦課総額及び賦課単価を定めることについて

議案第38号 平成22年度篠山市農業共済事業会計特別積立金の取崩しについて

14番森本でございます。ただいま議題となりました、

「議案第37号 平成22年度篠山市農業共済事業事務費賦課総額及び賦課単価を定めることについて」

「議案第38号 平成22年度篠山市農業共済事業会計特別積立金の取崩しについて」の2件についての、生活経済常任委員会の主な審査内容を、一括してご報告申し上げます。両議案は、去る2月23日の本会議において、当委員会に付託されたものであります。

議案第37号は、平成22年度篠山市農業共済事業、事務費賦課総額を9,133,000円、また賦課単価を、水稲共済割共済金額1万円当り48円、他とするものであります。

議案第38号は、平成22年度農作物(水稲)共済及び、家畜共済の損害防止に必要な経費に充当するため、水稲特別積立金を5,888,000円以内、家畜特別積立金を148,000円以内、にて取崩すものであります。

担当部署からの説明後、質疑に入り、委員からの

・家畜共済についての加入状況は。

との質疑に対し、当局からは

・ほとんどが加入しており、頭数では98%程度となっている。

との回答があり、委員からの

・未加入件数と未加入理由は何か。

との質疑に対し、当局からは

・家畜共済では、3件の未加入がある。理由としては、自分の責任において十分な飼養管理を行うということや、掛金が高いこと等が上げられる。

との回答がありました。

以上。

 

質疑終了後、討論・採決を行いました結果、議案第37号・議案第38号は、賛成全員にて原案のとおり可決することと決定いたしました。議員各位におかれましては、生活経済常任委員会の決定どおり、ご賛同賜りますようお願い申し上げ、審査の報告と致します。